病院とプロペシア

there are many blister packs

若くしてハゲた私が選んだ治療方法は、病院に行くことでした。みなさまも薄毛といえばいくつかの発毛外来の名前が頭に浮かぶのではないでしょうか。
私もテレビCMで有名な某発毛外来に挑みました。正直なところすごく恥ずかしかったのですが、それよりも頭皮の悲鳴を無視することができませんでした。
思えば高校の頃に人生初の告白をする時よりも勇気を振り絞ったように思います。
そこで聞いたのはAGAの詳細でした。どうやらAGAはDHTという男性ホルモンが毛髪の成長期を短くしてしまうことによって生じているようです。
DHTが存在する以上、太くて強い髪は一切育ちません。細く弱い髪はすぐに抜けてしまいますし、ボリューム感にも欠けるので、急に髪が薄くなったように感じるそうです。

私が発毛外来でもらったのはプロペシアという育毛剤でした。プロペシアは頭皮のDHTを減らしてくれますので、AGAの特効薬のようなものです。
これで救われると思って服用を始めたのですが、なかなか効果を実感できません。それどころか抜け毛が増えてきた気すらしました。発毛外来の先生によると、それはプロペシアの効果が発揮されている証拠の「初期脱毛」と呼ばれる症状で、弱い髪を抜いてから太く強い髪を生やすためのものだそうです。
不安を感じて発毛外来に通うたびに高い診察料がとられ、さらに抜け毛が増えそうなほど衝撃的な価格のプロペシアを購入し、本当に生きた心地がしませんでした。
プロペシアの利用から2カ月、もう駄目だと思っていたところで、やっと髪の毛が育ち始めた実感がありました。ここまで莫大なお金を払ってきたけど、それがすべて報われたような気分でした。
この時はちょうど12月だったので、冬のボーナスは全て育毛剤に持っていかれる形になってしまいましたが、そこまでして本気で治したいと思っていました。